昔々、世界の果てに生まれた魔女は、《世界最古の魔女》リーヴスラシルと呼ばれていました。
リーヴスラシルは、世界最古の魔女であると同時に《世界最後の魔女》でもある人です。
リーヴスラシルが息を引き取った時、世界から魔女の血は絶え、全ての魔法がその不思議な力を閉ざしてしまいました。
人々はそのことを深く哀しみ、酷く嘆きながら、リーヴスラシルを手厚く葬ってやりました。
そしてリーヴスラシルは、穏やかな永劫の眠りに身を委ねたのです。
リーヴスラシルの死から幾千の時が過ぎ、魔法が人々と共にあった時代が御伽噺となって久しい、その時まで。
(最後のさよならを越えた先に/また出逢えるわ。そう願い続けることが出来たなら)
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