「恭弥君、チョコ食べる?」
突き出された拳をかわしつつ支えにもして体を跳ね上げる。
「ん」
振り上げた足はあっさり空振った。
勢いそのまま回って着地。
「白いのと茶色いの、どっちがいい?」
「白いのはお姉ちゃんが食べるよ」
「じゃあ恭弥君は茶色いの」
追撃を更に後ろへ跳び退きながらかわす。
「ありがとう」
いち、に、さん。――四で一呼吸。
「二人ともそろそろ休憩にしなよ」
「――、」
匠の方へ意識が逸れたところを一撃。
「はい、イツキちゃんの勝ちー」
ざまぁ。
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