「御用はなんですか、教授」
「まぁ座って。お茶を淹れよう」
年期の入った杖の一振りで用意された紅茶は何の味もしなかった。
「暁羽・クロスロード」
少しして、表面上柔らかい沈黙が破られる。
足下に落としていた視線を持ち上げると、斜め前に教授が座っていた。
「蒼燈・ティーディリアス」
部屋の雰囲気が、変わる。
「冬星・コールドチェーン」
蒼燈と冬星は居住まいを正しグラブス教授に向き合った。
「君達《スキルニル》に仕事だ」
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