「あんなのと並びたくない」
至極真面目にそう言うと、恭弥は「気が知れない」とでも言いたげな顔をした。
「そういう事、気にするの」
「あそこまであからさまなのをどうやって気にするなと!」
思わず大きな声を出すと迷惑そうな顔をする。
そりゃあ恭弥は気にならないだろうけどね!
「しばらく学ラン着てこようかな…スカート寒いし」
「男に見られるのはいいわけ」
「女として比べられるよりよっぽどね」
「…わからないな」
「そうでしょうよ」
「僕が気にしないって言ってるんだから君も気にしなければいいのに」
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