「――」
また無茶を。と、掛けられた声に音もなく苦笑した
「大丈夫ですか?」
痛みはない
「血を流しすぎたんですよ。意識がこんな所まで戻ってくるなんて」
体の感覚すらない空間で、漸くそこが自分の中だと理解する
「せめて解放してから気を失ってくれれば、その後どうとでも出来たのに」
君は、いつもこんな何もない世界にいるのか。声はなく、体もなく、ともすれば意識が闇に溶けこむ
「自分の中で自分を見失うなんて、そんなみっともない事やめてくださいよ? ウィッチクイーン」
それに普段は寝てるから何もなくていいんです
「起きてくださいよ、ウィッチクイーン・・・__」
虚無の中、ばら撒かれたブラッディムーンが輝きを放った
また無茶を。と、掛けられた声に音もなく苦笑した
「大丈夫ですか?」
痛みはない
「血を流しすぎたんですよ。意識がこんな所まで戻ってくるなんて」
体の感覚すらない空間で、漸くそこが自分の中だと理解する
「せめて解放してから気を失ってくれれば、その後どうとでも出来たのに」
君は、いつもこんな何もない世界にいるのか。声はなく、体もなく、ともすれば意識が闇に溶けこむ
「自分の中で自分を見失うなんて、そんなみっともない事やめてくださいよ? ウィッチクイーン」
それに普段は寝てるから何もなくていいんです
「起きてくださいよ、ウィッチクイーン・・・__」
虚無の中、ばら撒かれたブラッディムーンが輝きを放った
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